以前ブログで悩んでいた、こむぎさんのさし餌の食いつきが悪くなった問題。
その時我が家で試した方法と、その結果をまとめようと思います。
はじめに
こむぎさんがさし餌の食いつきが悪くなった流れを、振り返りたいと思います。
ペットショップにて
ペットショップではそのうがパンパンになる程、餌を食べていました。
ペットショップの方からも、「この子なら今日連れ帰ってもすぐに食べれますよ!」とお墨付きをもらったほど。
この頃は特に問題なさそうでした。
お迎え初日
お迎え初日に食べさせた、初のさし餌。
これもバクバクとよく食べていたのを覚えています。怖がりでビクビクしていましたが、餌は欲しいのか必死に鳴いていました。
口に育ての親を近づけるだけで「ビー!ビー!」と鳴き、さし餌の食いつきが悪くなるとは思ってもみませんでした。
お迎えから4日程度
飛んで、掴まって、これから体を作るという時期に、さし餌の食いつきが悪くなりました。
思えば、我が家に慣れてきたくらいからだったかな?という気がします。
原因の仮説と試した方法
1. 体を温める
仮説
もちろん、ケースの中の保温は気にしていました。
しかし、さし餌中は手の上に乗せ、ケースから出すので保温も足りなかったのかもしれません。
それで「体が冷えてしまい、内臓の働きも弱まることで、結果的に食いつきが悪くなったのかな?」という仮説を立てました。
方法
部屋の暖房も30℃程度で効かせ、さらにはさし餌する場所はひよこ電球で温めました。
60Wで、少々大きめの、温かいひよこ電球です。
注意事項
この方法の注意事項は、以下です。
- 火傷しないように、ひよこ電球に直接近づけない
- 夏場や夏の終わりには、飼い主は暑くて熱中症になる
飼い主は実際に熱中症になってしまいました。完全に文鳥ファーストの生活になってしまっていて、これでは元も子もありませんよね・・・。
結果
おすすめ度:★★★☆☆
保温は絶対的に必要なのですが、やりすぎると飼い主が滅入ってしまいました・・・。(飼い主が考えなしなところもよくないですが。)
少し食べてはくれましたが、鳴くのが増えた程度で口はあまり開けてくれず。
やりすぎ注意ということ、そしてそこまで期待した効果は得られなかったことを踏まえ、今回の温めまくる方法のおすすめ度は3といったところでしょうか。
とはいえ、保温自体は必須なので、冷たい部屋に出すのは厳禁です。
2. さし餌を温める
仮説
さし餌はもともと40℃程度で与えており、冷めたかな?と思うときは温めていました。
しかし、もしかしたら冷めるのはもっと早いのかもしれません。温めたつもりになっていたのかも。
さし餌は温めなおすように、とはよく飼育本に書いてあります。「さし餌が冷たいから食べたくないのかもしれない」という仮説を立て、さし餌をこまめに温めなおすことにしました。
方法
40℃で与えた後、定期的に温度を測り、冷たくなっていたら用意しておいた熱湯に容器をつけます。
それである程度温度が戻ってきたら、再度さし餌を与え始めます。
注意事項
この方法の注意事項は、以下です。
- 熱湯注意
- さし餌を温めている間に、ヒナの体が冷えないようにする
結果
おすすめ度:★★★★☆
思っていた以上に効果が出ました。温めなおし、口元に持ってくると鳴きながら口を開けてくれるように。
ただ、何度も温めなおすのも時間がかかりますし、ヒナも途中から口を開けなくなってしまっていました。
そのため、回数は1〜2回程度で温めなおすのが、我が家では一番効果的でした。
3. 口元をトントンする
これは仮説というよりは、「こうすると食べる」という情報を見て試してみました。
方法
くちばしの横を育ての親でトントンします。
それだけです。
結果
おすすめ度:★★★★☆
これもなかなかの効果でした。
口をトントンするとすぐに口を開けてくれました。しかし、開ける大きさが小さくてなかなか口の中に入らず・・・
我が家のヒナだと、スポイトだと効果ありましたが、育ての親だと少し開口の大きさが足りなかったです。
4. Youtubeを使う
仮説
ヒナはもともと、ペットショップで兄弟たちと過ごしていました。
我が家に来て数日、兄弟のいない環境で過ごし、争うことを忘れてしまったのかもしれません。
また、この方法はペットショップの店員さんのお墨付きでもありました。
方法
Youtubeで「文鳥 ヒナ さし餌」など調べ、ヒナ特有の鳴き声をあげている動画を選びます。
あとは動画を流しながら、さし餌を与えるのみです。
結果
おすすめ度:★★★★★
これは本当にオススメです。
鳴き声を聞いた瞬間、必死に鳴きながら口を開けるようになりました。
簡単なことで、こんなにかわるんですね・・・。
まとめ
今後迷ったときのためにも、このようにまとめてみました。
最終的には合わせ技になると思いますが、我が家ではこのような方法で解決できました。
これでこむぎさんも、ちゃんと食べれるようになりました。
健康診断の体重測定でも問題なし。めでたしめでたしです。