文鳥タイムズ

我が家の文鳥にまつわるブログです。成長日記から飼育環境、文鳥にまつわるお悩み事まで書き記します。

桜文鳥こむぎの成長記録〜初めての健康診断〜

今回はお迎えして7日目(生後26日目程度)の記録です。

やっと羽も生えそろい、桜文鳥のヒナっぽく成長したこむぎさん。

お迎え初日以降、人や音を怖がっていたのでストレスをかけないように、病院に行くことは控えていました。

そしてやっとこの日。ある程度大きく成長したので、初めての健康診断へ向かいました。

いざ、病院へ

病院はおちゃこさんの時に行っていた病院へ行きました。

我が家から30分程度の距離にある、鳥を診れることで有名な病院です。

そして、こむぎさんは初めてのキャリーデビューを飾ります。

キャリーの中でも暴れず、落ち着いて待ってくれていました。肝が座り始めたのかな・・・?

止まり木に捕まり損ねて股に木が刺さるこむぎさん
止まり木掴まり、痛恨のミス

診察待ち

付近では珍しい、鳥を詳しく診ることのできる病院。そのため、病院に着くと多くの鳥さんが待合室で待っています。

平日でも人が多く、2時間ほど待ったことも・・・

そのためこの日は、開院直前に行きました。それでも数人は待ちが出ており。

ハンドルに乗っているこむぎさん
初ドライブで元気なこむぎさん

待ち時間に、車の中でドライブ練習を始めてしまったこむぎさんでした。

こむぎさん、診察へ

診察内容

今回は文鳥のヒナには必須の、「健康診断」ということで病院へ行きました。

健康診断の診察では、以下を行っていただきます。

  • 体重計測
  • 触診
  • そのう検査
  • フンの細菌検査
  • 相談事項をヒアリング、必要であれば追加検査など

そして、一番最初の健康診断では、先生直々にヒナの生育に必要なものや育て方のアドバイスを行っていただけます。

おちゃこさんの時も、こむぎさんの時も要点をまとめてくださった紙をいただきました。

診察結果

体重計測

体重は小さなケースに入れて、はかりで計ってもらいます。

結果は24g。

現在の週齢でこの体重は「問題なし」とのこと。

触診

触診では肉付きや、外見的病気の要素がないか確認してもらいます。

結果は「問題なし」

ちょうどいい肉付きをしているとのことで、さし餌の食いつきが悪かったものの、なんとか大丈夫なようでした。

さし餌食いつき改善計画の成果でしょうか。

そのう検査

そのうの中に棒を突っ込まれるのですが、その時の表情がなんとも言えません。

結果は「問題なし」

特に重篤な病気は見つかりませんでした。

フンの検査

朝出たフンをラップに包んで持って行きました。

結果は「問題なし」

来たばかりの子は病気にかかっていることも多いのですが、こむぎさんは特に病気にかかっていないようです。

先生へ相談

先生に相談したいことはまとめて行きました。健康診断内容以外で、気なっている箇所は2つ。

  • 食後の開口呼吸
  • そのう(血管)が赤くなることがあった
  • 未消化便

上記3点を相談すると、追加検査を行うことに。

「なんだか、そのうが変ですね」とのこと。

【追加診察】そのうの位置について

相談から、先生はそのうの位置検査を行ってくださいました。

そのう検査と同じように棒を突っ込み、ツンツンしながら位置を調べるものでした。

その結果、「そのうの位置がおかしい」とのこと。

左側のそのうが、そのうじゃない?

先生から解説されたのは、左側のそのうがそのうではないという、耳を疑う言葉でした。

通常そのうに入る食べ物が、そのうより上のどこかに入ってしまい、そのうではない器官が膨らんでしまっているとのこと。

食道が広がったポケットに入って膨らんでいるか、または気道とつながってしまっていて気道の一部が膨らんでいるか、ということまでしかわからないようでした。

そのうの横の何かの器官がが膨らんでいる概要図
現在のそのうの説明

そのようなヒナはたまにいるようで、先天性のものだそうです。

今回相談した、

  • 食後の開口呼吸
  • そのう(血管)が赤くなることがあった

は、これが原因だそう。左のそのうが赤くなったのは、そもそもそのうではないため、通常より血管が多くなってしまっているようでした。

今後の対応について

早く一人餌に

とりあえず、「早く一人餌にしてあげること」が特に重要な処置の内容でした。

さし餌だと、どうしても水っぽくなってしまうので、ポケットに入り込んでしまうのだそう。

さし餌の内容を変える

さし餌は以下で作っていたのですが、

  • パウダーフード
  • 粟玉
  • 青菜
  • 卵の殻

これをパウダーフードのみ、且つどろっとしたポタージュ状に変えるよう、指導がありました。

理由としては、

  • 未消化便は消化器官の不調からくるもの。消化のいいものを与えるため。
  • そのうではないポケット、または気道に粟玉がつまらないようにするため。

ということでした。そもそも現在のパウダーフードであれば、パウダーフードのみでも十分だそうで、青菜とかいらないよ〜と言われました。

ということで、この日からこむぎさんのさし餌はパウダーフードのみに切り替わります。

こむぎ、家に帰る

早速家に帰り、パウダーフードのみに切り替えました。

育ての親だと与えづらいので、さし餌する器具もポンプに変更。

開口呼吸、改善する

食べてすぐはヒーヒー言っているのですが、30分ほどで元どおりに。

以前と比べて明らかにヒーヒーいう時間が短くなりました。流れていくからでしょうね。

完全になくなったわけではないのですが、苦しむ時間が短くなってとても安心したのを覚えています。

体重測定

さし餌1回目

食前 食後
23g 25g

さし餌2回目

食前 食後
23g 24g

さし餌3回目

食前 食後
22g 25g

さし餌4回目

食前 食後
23g 25g

まとめ

今回は成長記録(健康診断編)でした。

健康診断に行って、本当に良かったと思っています。

行っていなかったら、ポケットが広がったり、最悪気道に詰まらせたり、消化できない餌が腐ったり・・・が起きていたかもしれません。

そう思うと、ちゃんと症状をまとめて健康診断へ行き、処置を教えていただき本当に助かりました。

 

行こうか迷っている、という方がいたら必ず健康診断は受診した方が良いです。なるべく鳥を診てくれるところに。