文鳥に与える食べ物は、時期や年齢、主食としているものなどで変わってきます。
もともと私は犬を飼っていたのですが、犬はドッグフードと水でなんとかなります。文鳥は意外にもシード、ペレット、ボレー粉、副菜・・・のように数多くの食べ物を与えなくてはなりません。
その中でも、個人的に驚いたのがビタミン剤。
飼い主ですらサプリなんて飲んでないのに、文鳥がビタミン剤・・・?と。
こむぎさんの飼い主なりの主観で、この「ビタミン剤」が必要なのかまとめます。
文鳥にビタミン剤は必要か
結論から
結論から言うと、個人的には必要だと思っています。
ただし、この「必要」については、状況によりけりです。
なぜ私が必要だと思っているのか、詳しくまとめていきます。
ビタミン剤が必要な理由
基本の必要な栄養素を補給するため
主食をシードとする文鳥さんは、ビタミンが不足しています。
そのために、多くの飼い主さんは副菜として野菜を与えると思います。代表的なものは豆苗などです。
ただし、病院の先生曰く、それでも必要な栄養素を補給できているとは言えないそうです。
副菜の野菜について
副菜の野菜として、豆苗を与えている方も多いと思います。なぜなら、コスパもいいし、豆苗の栄養素は文鳥が食べることのできる野菜の中でも高いからです。
しかし、病院の先生は豆苗をお勧めはしていませんでした。
豆苗などのアブラナ科の野菜は与えすぎると、将来甲状腺機能の病気にかかりやすいとのことでした。
と言うことで、オススメされていたのがサラダ菜などです。ただし、それでは豆苗ほどのビタミンを摂取することができず、結果的にビタミンが不足してしまいます。
換羽の時期の栄養サポートをするため
換羽の時期は文鳥さんの体力、免疫力が下がります。また、普段の羽の生え変わりのため、普段とは違った栄養素が必要です。
そのため、換羽時の栄養補助をするためのビタミン剤も用意されています。
普段使用しているビタミン剤とは異なり、羽毛の発達促進用で調合されているので、羽ツヤもよくなります。
投薬、入院に備えるため
投薬
いまいちビタミン剤との関係がなさそうに見える投薬。
おちゃこさんの時にもいただいた薬ですが、鮮やかなオレンジ色でした。通常それを水に混ぜるそうです。
そうすると、混ぜた水には少なからず色がつきます。
慣れていない文鳥さんだと、なかなか色付きの水を飲まないそうです。
文鳥用に使用されているビタミン剤は、薄い黄色に水が染まります。日々与えることにより、色付きのお水に慣らすことができ、結果的に投薬も心配なく行うことができるそうです。
ちなみに、お水じゃない場合は口に直接薬を入れることになるそうですが、もちろん文鳥さんは嫌がりますし、飼い主さんの保定スキルが試されます。
入院
こちらは投薬の延長になりますが、入院すると我が家と同じ生活というわけにはいきません。
入院するのであれば、病院で最適な治療をしていただきたいですよね。
そのためにも、色付きのお水に慣らしておくことて、薬を飲みやすくしておくことが必要だと思います。
ビタミン剤が不要な時は?
ビタミン剤は副菜等で不足した栄養素を補給するものです。
そのため、主食のみで良いペレットについては、ビタミン剤は特に必要ありません。(ペレットにもそう書いてあります。)
ペレット食の文鳥さんについては、ビタミン剤は特に必要ないでしょう。
まとめ
結論としては、私はビタミン剤は必要だと思っています。
使用方法も、爪楊枝などで穴を開け、飲み水にさっと2〜3振り程度で良いので簡単です。
ただし、ビタミン剤自体は湿気りやすく、そのままにしておくと黒い斑点が出てきてしまうことがあります。
我が家ではジップロックに入れて常温保存しています。この方法で今ところ、黒い斑点も出てきていません。
自然界でない以上、こむぎさんは飼い主の私が生命線となっています。私が健康管理を怠ることなく、より健康に長生きできるよう努力していかなければなりませんね。